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嘔吐反射(おえ~っとする)が強くて治療をためらっている

鎮静療法
2020年12月28日
かつての歯科治療の影響で歯科治療を怖く感じるようになった人や、嘔吐反射がひどく歯科治療を受けるのに抵抗があるという人は多くいると言われています。このような人は、満足に歯科治療を受けられないのかというと、決してそうではありません。静脈内鎮静法によって、リラックスした状態で治療を受けられるのです。ここでは、静脈内鎮静法の気になるポイントを解説していきます。
歯科恐怖症や嘔吐反射などで困っている人も、静脈内鎮静法下ならばリラックスして治療が受けられます
歯の治療をしてもらいたいけれど、不安で通いづらいと思っている人におすすめの方法が静脈内鎮静法です。これは鎮静療法の一つで、患者の不安な気持ちを和らげて精神的にリラックスさせることで、歯科治療への恐怖心を取り除くというものです。具体的には、点滴で鎮静をすることで、患者が精神的に落ち着いている状態で治療をします。これにより、歯科恐怖症で治療そのものを恐れている人や嘔吐反射してしまうのではないか、という不安のある人でも気にすることなく治療に専念できるのです。治療だけでなく麻酔も怖い、という人もいるかもしれませんが歯科医師とのカウンセリングも事前に行われるので、不安要素がある場合には事前に伝えて解消するようにしましょう。

静脈内鎮静法を受けている間、どのような感覚になるのか?
上述の通り、静脈内鎮静法を受けることで精神的にリラックスした状態になります。全身麻酔の場合は意識そのものがなくなりますが、静脈内鎮静法は意識がなくなることはなく、時間の経過とともに少しずつ眠くなっていきます。そのため、歯科医師と会話や意思疎通をすることも可能というのが特徴です。どのくらいの眠気に襲われるのかは人によって異なりますが、お酒を飲んで気持ちよく酔っている感覚や、うたた寝をしているような感覚が多いと言われています。麻酔をされてから徐々に眠くなっていき気が付いたら治療が終わっていた、と感じる患者も少なくありません。

麻酔時の安全面でどのような配慮をしていますか?
ただ闇雲に麻酔をするのではなく、患者の血液検査を行い麻酔をしても問題無いかどうかを確実にチェックします。仮に麻酔はできないと判断すれば、その理由を患者に説明し納得してもらいます。そもそも麻酔の針を刺されることを怖がる患者もいますので、希望があれば、少しでも痛みを軽減するように事前に表面麻酔を使用します。麻酔をした後も患者の状態、例えば血圧や呼吸、脈拍や心電図などを専用のモニターで常にチェックしますので、治療中はもちろんのこと麻酔による悪影響がないかどうかの確認にも注目します。

治療後、どのくらいで麻酔から回復するのでしょうか?
歯科医院や患者の状態にもよりますが、治療後はおおよそ2~4時間程度で回復します。もちろん、もう少し早かったり遅かったりと個人差はありますが、基本的には回復していない状態では帰すことはありません。なぜなら、回復していないとフラフラした状態で帰る途中に事故などに遭う危険性があるからです。静脈内鎮静法では4時間程度で回復したと判断されて帰宅をしても、治療当日は運転や激しい運動は控える必要があります。自分では回復したと思っていても、足元がふらつくなど体がついていかず思わぬ怪我をしたり事故に遭遇する危険もあるため、注意が必要です。

鎮静療法は歯科治療を諦めていた方や、怖くて受診すらできなかった方へおすすめ
上述の通り、静脈内鎮静法によって局所麻酔によって歯科治療への恐怖心を取り除いて治療に専念することができます。麻酔時の安全確保のために様々な配慮もなされていますし、麻酔を受けても歯科医師と会話をすることも可能です。基本的に、治療当日には帰宅できてしまうのでこれまで歯科治療を諦めていたり、恐怖症で受診すらできなかった方におすすめです。

掲載情報についてのご注意

信頼性の高い情報発信に努めておりますが、病状などは個別のものになりますので、皆さまに同じように当てはまるものではございません。掲載内容はご参考程度にとどめて頂き、実際の診査・診断については医療機関を受診し検査等を受けて下さい。