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矯正治療をおすすめする悪い歯並び5種類

訪問歯科
2022年2月22日
虫歯や歯周病以外にも、歯並びが悪いことで正しく噛むことができない状態を放置しておくのはいいことではありません。歯や口腔内に病気や異常があるとことで食事に支障が出ると体の他の部分にまで悪影響を及ぼす危険性も高まります。どんな歯並びが早めに矯正したほうがいいのか考えていきます。
出っ歯(上顎前突、下顎前突)
歯が正常な状態よりも前に飛び出ていることで上下の歯が正しく噛み合っていない状態が出っ歯です。正常な場合でも上の前歯は下の歯よりも少し前に出てはいますが、出っ歯ですと更に前に出ていることによって口が閉じにくくなっていて、鼻呼吸ではなく口呼吸になりやすくなります。鼻呼吸ですと空気中のウイルスや細菌などを鼻毛がシャットアウトして体内に入り込むのを防ぐ働きがありますが、口呼吸ですとそのまま吸い込む危険性がありますし、口の中が乾きやすいことで正常な状態の人に比べて口臭や虫歯の危険性も高くなります。

開咬
奥歯を噛んだ時に上の前歯と下の前歯の間に隙間ができている状態が開咬です。顎の大きさや奥歯の高さや位置によってその状態を引き起こすこともありますし、赤ちゃんのときのおしゃぶりによって引き起こされることもあります。麺類などの細いものを前歯で噛み切りにくいなど食事への弊害が考えられます。他のかみ合わせの異常に比べても開咬は一番危険な状態だと言われ、呼吸や発音にも悪い影響を与えますし、奥歯だけが噛み合わさることで負担がかかって痛みが出ることもあります。症状が特にひどい場合には外科的処置によって治療することもありますが、矯正治療では奥歯の高さや位置を調整することで正しく噛めることを目指します。

叢生(そうせい)
歯が一列に並ばずに、デコボコした状態や歯と歯が重なっている場合などを叢生(そうせい)と呼びます。かみ合わせの異常の中では一番多い症例だと言われていますが、乳歯から永久歯に生え変わる時に乳歯が早く抜けすぎてしまったり、歯の大きさに対して顎が小さいときなどに起こります。きれいに歯磨きをすることが難しいことから虫歯や歯周病になる危険性が高まりますし、虫歯になった時の治療もしにくくなります。歯そのものの寿命も短くなりがちですし、コンプレックスとなることもありますので矯正が必要です。

すきっ歯
歯と歯の間に隙間ができている状態がすきっ歯で、歯が小さかったり逆に歯に対して顎が大きすぎる時、歯の本数が正常な状態よりも少ない時に起こります。虫歯や歯周病など何らかの原因で歯を失ったときにも他の歯が動くことで起こります。隙間が大きいことから食べかすが挟まりやすく、虫歯の危険性が高いことになりますし、空気が漏れることによって発音に支障をきたす場合もあります。見た目にコンプレックスとなることもります。矯正や被せ物、詰め物での治療を行います。

受け口(反対咬合)
正常な歯並びですと上の歯が少し前に出て下の歯と重なっていますが、下顎が上顎よりも前に出ることによって重なり方が逆になった状態が受け口です。発症する理由としては、上顎に比べて生まれつき下顎が大きいことによって引き起こされる遺伝的なものと、舌が短いことによって上顎が刺激されずに発達が遅れることなどが考えられます。虫歯になる危険性も高まりますし、言葉を正常に発音することも妨げられますので矯正する必要があります。外科治療が必要なケースが多く、他の症例に比べて成長してからの治療が困難だと言われますので、できるだけ早めに対処するほうがいいでしょう。

症状ごとに適切な治療を
歯並びが悪いことは口腔内の病気を引き起こしたり健康に悪影響を及ぼすこと以外にも、人前で話したり笑ったりすることを躊躇する原因となったりもします。痛みがないと放置する場合もありますが、そのままの状態でいてもいいことは1つもありませんから、早めに専門医に相談して、症例ごとに適切な矯正治療を行いましょう。

掲載情報についてのご注意

信頼性の高い情報発信に努めておりますが、病状などは個別のものになりますので、皆さまに同じように当てはまるものではございません。掲載内容はご参考程度にとどめて頂き、実際の診査・診断については医療機関を受診し検査等を受けて下さい。