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五橋院
五橋院

地下鉄五橋駅北4出口すぐ

休診日祝祭日・日曜日は不定休
駅前院
駅前院

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りらく世代の歯科相談室

66歳 自営業 男性
第14回 インプラント治療の注意点とは?
自分の歯のように噛めるというインプラント。 反面、事故やトラブルの話も、本当に安全なの?
左下奥歯がグラグラして抜歯と言われました。入れ歯はちょっと嫌だし、好きなお肉が食べれなくなるのも避けたい。自分の歯のように噛めるというインプラントを奨められ「これだ!」と思ったのですが、インプラントの治療トラブルで辛そうにしている事例をテレビで観てとても不安になりました。インプラントって本当に安全なのですか?
急増するインプラント治療事故
近年インプラントの普及に伴って事故やトラブルが急増しており、不安なご心中お察しします。深刻な事例では、手術で顎の中を通る神経を傷つけ痛みや麻痺を引き起こしたケースや、顎の中の血管を切ってしまい死亡事故に至ったケースも。いずれも未熟な医師や、トレーニング不足の医療チームが引き起こした治療事故とみられ、極めて残念に感じます。
50年以上の歴史がある治療法。 技術と実績を見極めて病院選びを
歯科インプラントは〝第二の永久歯〟とも言われ、自分の歯のような噛み心地をとり戻せるなど多くの利点があります。アメリカでは歯がない部位の治療時には第一選択肢になるほどで、半世紀の歴史を持つ技術的に確立された治療法です。現在はCTスキャナーで顎の立体画像を作り、精密な治療プランを立てた上で手術に臨めるなど、治療方法がさらに進化。成功率は格段に向上し、手術時間も短縮され患者さんの負担は大幅に軽減されています。技術と経験のある医師及び医療チームが治療を行えば、前述の事故の多くは防げたと思われます。一方で、患者さんの顎の状態によってはインプラントに適さないケースもあります。その場合は抜歯せずに自分の歯を残す治療など、患者さんの希望や将来性を考えた提案が求められます。技術と実績があり、どういう場合にインプラントが適しているか的確に判断ができるクリニックに相談されることをおすすめいたします。

掲載情報についてのご注意

信頼性の高い情報発信に努めておりますが、病状などは個別のものになりますので、皆さまに同じように当てはまるものではございません。掲載内容はご参考程度にとどめて頂き、実際の診査・診断については医療機関を受診し検査等を受けて下さい。