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インプラントの寿命と長持ちさせるポイント

訪問歯科
2020年8月28日
インプラントは適用する部位の周囲を削る必要がなく、審美的に優れていると言われています。
保険がきかないといった注意点はあるものの、自分の歯のように感じられるとして注目されています。
とは言え、インプラントはいつまでも持つものではありません。いつかは寿命がきてしまうのです。
ここでは、インプラントの寿命や長持ちさせるポイントなどを解説していきます。
インプラントの平均的な寿命はどのくらい?
インプラントの平均的な寿命は、口内環境などによって異なりますが多くの場合10年程度だと言われています。
この年数は、口内環境を清潔に保つかどうかによって変わってくるのです。インプラントは第2の天然歯とも呼ばれるくらい、見た目も機能も充実しています。しかし、いくらチタン合金でつくられていると言っても歯周病の影響は避けることができません。もちろん、歯周病にならなければ問題はないのですが仮に歯周病になってしまうと、インプラントは影響を受けなくてもその周りの歯や骨が溶けてしまいインプラントだけが孤立することもあります。

そうなると歯を保つためのバランスを欠き、不安定となってぐらぐらすることがあるのです。

どのような原因が寿命に影響を与えるのか
インプラントの寿命に影響を与える原因として、上述の通り歯周病が挙げられます。
インプラントの治療に成功したことに満足をして、今後仮に歯がダメになってしまった場合には同じように治療をしてもらえば良い、と思い口内環境を疎かにしてしまうと歯周病にかかる可能性があります。
インプラントに直接的な影響はないかもしれませんが、徐々に周囲の歯が溶けていくことで少しずつ歯のぐらつきを感じるようになります。また、治療は歯科や医師によって技術が異なるとも言われています。医師によっては経験が少なく、技術力がとぼしいため、簡単に抜けてしまったり噛んでも違和感を感じる可能性があります。
このようなそもそもの治療が上手くいかなかったというのも寿命に影響を与える原因となりえます。

インプラントの寿命を延ばすには
インプラントの寿命は延ばすことができます。その方法として、まずは骨の健康を維持することが挙げられます。第2の天然歯と呼ばれてはいるものの、あくまでも人工的なものです。これを支えるための骨がもろくなってしまうと、いくら技術の高い医師に治療をしてもらってもすぐに抜けてしまうかもしれません。歯周病を悪化させてしまう糖尿病などの全身管理が大切です。違和感があった際には放置するのではなくすぐに歯科に行くことでも寿命を延ばせます。

しばらくすれば良くなるだろう、と思って放置すると寿命が短くなっていき大きな痛みを感じることもあります。定期健診が明日だからといって我慢するのではなく、違和感を感じたらすぐに診てもらうことも寿命を延ばすためには重要なことです。

セルフケア+医院でのメンテナンスが欠かせない
インプラントを長期間維持するためには、メンテナンスとセルフケアが欠かせません。メンテナンスと言っても定期健診のことで、インプラントそのものに何かしらの手入れをするというわけではなく歯周病にならないためのものです。噛み合わせの確認やインプラントの周囲の歯に歯垢が付いていないか、歯磨きの方法が間違っていないかなどもチェックします。歯磨きの方法が間違っていると、歯垢が十分に取りきれないこともあるため歯科衛生士による歯磨き指導が行われるケースもあります。

歯科や医師に任せっきりにするのではなく、自身がインプラントを健康に保つという意識を持つことも必要なのです。

インプラント治療後の意識
インプラントに限りませんが、歯をどれだけ持たせられるかは自分自身にかかっています。医師によるメンテナンスも大事ですが普段から自分でできるケア方法を確認して実行することを忘れてはなりません。その上で、インプラントには咀嚼能力の高さや、周囲の歯を守ったまま治療ができるといったメリットがあります。自然歯のような見た目と機能が欲しいという人にインプラントはおすすめです。

掲載情報についてのご注意

信頼性の高い情報発信に努めておりますが、病状などは個別のものになりますので、皆さまに同じように当てはまるものではございません。掲載内容はご参考程度にとどめて頂き、実際の診査・診断については医療機関を受診し検査等を受けて下さい。