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訪問歯科の訪問先や対象者、利用できる条件について

訪問歯科
2020年8月28日
歯科医院などの診療施設に通院するのが難しい方の中には、訪問歯科の利用を考えている方がいるかもしれません。訪問歯科を利用すると患者自らが通院する必要がなく、歯科医が訪問して診療と治療を行ってもらえます。
そこで、訪問歯科のルールや、保険診療が適用されるエリアなどの情報を紹介します。
ご利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
訪問歯科の訪問先とは?
訪問歯科で往診を行う場所は、患者の生活の場になります。
生活の場とは、患者さんが寝起きをしている場所を指します。
自宅暮らしをしている人は、一戸建て住宅や集合住宅などの部屋が生活の場になるでしょう。
また高齢者の中には、養護老人ホームや有料老人ホーム、グループホームの施設が生活の場という方もいらっしゃいます。
このような生活の場で、歯科医の訪問診療を受けることができます。
一方でデイサービスの施設内などは、通所施設は寝泊まりをしている場所ではないため、往診を受けることはできません。

訪問歯科の対象者とは?
訪問歯科の往診を受けるためには、対象患者の条件を満たしている必要があります。
その条件とは、疾病や傷病により通院が困難な人という条件です。
歯科への通院が容易にできる人は、訪問歯科の条件を満たさず、対象になりません。
例えば車いすを利用している人、要介護認定がされている高齢者、知的障害者などが対象になります。
要介護認定をされている人は訪問歯科の対象になりますが、要介護状態区分などにより形式的に線引きされているわけではなく、要介護認定はなくても、歯科への通院が困難だと思われる場合は、訪問歯科の対象者になります。

外来と訪問歯科の違いは?
外来と訪問歯科の違いの一つが、診療環境になります。
外来は歯科医院など歯科医療の場で治療が行われるのに対して、訪問歯科は高齢者の自宅や、グループホームの施設内など、生活の場になります。
患者の年齢層に関しては、幼児から高齢者まで様々な年齢の患者が訪れる外来に対して、訪問歯科の利用者は主に高齢者になります。
患者の健康状態は、健康な人が多い外来に対して、訪問歯科は何かしらの疾病や傷病を抱えた人が多くなっています。
患者との意思疎通に関しては、外来の場合はほとんど問題ないケースが多く、訪問歯科の場合は、意思疎通が困難な人が多数派になります。

訪問診療のエリアは?
訪問歯科が保険診療と認定されるためには、往診を受けられる範囲が決まっているため、注意が必要です。
保険診療が認められるエリアとは、訪問歯科のある医療機関から、半径16km以内となります。
例えばAという歯科医院の訪問診療を、保険診療として受けるためには、A地点から直線距離で16km以内の場所で、診療を受ける必要があります。
16kmを越えてしまった場合は、保険診療の認定が下りないため、自費治療になります。
ただし16kmを越えた場所で訪問診療を受けた場合でも、特殊な事情がある場合は、保険診療になるケースもあります。

仙台市で訪問歯科のご依頼をお考えの方へ
仙台市内にお住いの方の中には、疾病や傷病を抱えているため、歯科への通院が困難な方な方がいらっしゃるでしょう。
また、要介護認定をされている高齢者の方、知的障害を持っている方もいるかもしれません。
そのような方は訪問歯科の往診を受けられる、対象患者になります。
自宅や介護施設など、寝起きしている場所から、半径16km以内の歯科医院などを利用してみてはいかがでしょうか。
訪問診療のサービスを受けられる可能性がありますので、各医療施設に問い合わせてください。

虫歯などを放置せず訪問歯科を利用しよう
病気やケガを抱え体が辛い時期は、歯科医院に通院するのが困難でしょう。
また、体が不自由な高齢者の方や、車いすの方が歯科医院などの医療施設を何度も訪れるのも、現実的には難しいはずです。
とはいえ、虫歯や入れ歯の不具合を放置するわけにもいきません。
このような時は、訪問歯科の往診を受けてみてはいかがでしょうか。
保険診療だと認定されれば費用も抑えられ、無理なく利用を続けられるでしょう。

掲載情報についてのご注意

信頼性の高い情報発信に努めておりますが、病状などは個別のものになりますので、皆さまに同じように当てはまるものではございません。掲載内容はご参考程度にとどめて頂き、実際の診査・診断については医療機関を受診し検査等を受けて下さい。